2013/10/29

おほめのことば

海外ゼミ研修報告会の初日。
川浦ゼミは2番目の予定だったので、そのつもりでぎりぎりまで仕事をし、かけつけた。あろうことか、発表が始まっていた。時間を間違えたのかと思ったら、そうではなかった。1番目のゼミの都合で、繰り上げになったらしい。
ボクは最後の二、三分しか聞けなかったが、「◯◯先生に『いい発表でしたね』とほめられました」と、学生が報告してくれた。

2013/10/28

合格報告

卒業生がやって来た。
大学院の合格報告だ。
受験先は心理学。
独学でがんばった。
1年のフレッシュマンゼミからの付き合いなので、成長ぶりを見るようで、超うれしい。
合格はスタート。
応援します。
見てるかな?

2013/10/26

無事開催

渋井さんと山根さん(岩瀬さん撮影)
台風で、中止もやむなしとあきらめかけた「五感とファインダー」の第1回。台風がそれてくれ、無事開催。

渋井さんからは、喜劇が奇跡に転じた経緯とか、線量計間の大きすぎる差とか、笑えない話が続出。

被災した山根りんさんの主張はひとつ。未来につながる震災に! 岩手に観光で来てほしい、とも。

学生、職員の人の応援に深い感謝です。



2013/10/25

柳父章さん

柳父章さんの『未知との出会い:翻訳文化論再説』。

以下は、インタビュー「翻訳との出会い」からの抜粋。

 ケガレと差別。それが社会の格差を作っている。それが権力を支えている。

 翻訳というのは、そもそも「境界」で生じる言葉を考えるものです。

 中国の古典から「平」と「成」という字を持ってきて、「平成」という時代になりましたということを初めて聞いたときは、これは翻訳語の作り方と同じだな、と思いました(笑)。それが、とてももっともらしく響くんですね。

 インタビュアーの「『原子力』と『核』という言葉も、もともとは同じ西洋の言葉nuclearを、見事に二つに使い分けて……それはまた、本音と建て前、ウラとオモテという、本書の問題ともつながることですか」という質問に答えて、
 ……ウラというのは、オモテからすれば「ないことにされる」だけではなく、「見えなくなってくる」ものなのです。

このインタビューで、あの『翻訳語成立事情』が他国語訳が刊行されていることを知った。ドイツ語や韓国語に。アイルランドでも。リービさんのお姉さん、インドラ・リービさんも一部を英語に訳している。

2013/10/22

名前で形成する意志

東京新聞の1面コラム「筆洗」。


2013年10月22日
 子どもに「正直」と名付けたとする。その子が正直な大人になるかは分からないが、自分の名前である以上、正直かどうかを気にする人間にはなるだろう▼劇作家マキノノゾミさんの『東京原子核クラブ』は物理学者の朝永振一郎さんをモデルにした人物の若き日を描く。舞台は一九三二(昭和七)年七月の東京・本郷の下宿屋だ▼朝永さんの『量子力学と私』でも弱気な性格がうかがえるが、主人公の「友田晋一郎」は実に愚痴っぽい。勤務する研究所のレベルに「ついていけそうもない」「歯が立ちそうにもありませんわ」と、しばしば嘆く。それを慰める下宿仲間が楽しい▼六五年十月二十一日、朝永さんのノーベル物理学賞受賞が、決定した。二〇一三年の同じ日(現地時間)、国連が核兵器の非人道性と不使用に関する共同声明を発表する見通しになっている。日本もやっと署名する。二十一日の署名はまだ確定していないが、同じ日に重なれば、うれしい偶然となる▼署名で、朝永さんが訴えた核兵器使用の永久、無条件放棄に日本政府もやっと歩調を合わせる。表現が弱そうなことや、過去の日本の対応には不満も残るが、署名で政府も向かうべき道を強く意識する。「正直」の名をもらった子のようになる▼実在の下宿屋は「平和館」という。思い出の名は朝永さんの頭の中にずっと残っていたに違いない。

2013/10/21

言葉の身体性

平野甲賀さんと新島実さんの対談で、文字の身体性が想起された。

で、先日読んだ対談(言葉の身体性)が思い出された(以下は抜粋の要約)。発言単位でピックアップしているので、発言間のつながりはなし。

S 言葉は実は身体がないと出せません。

S 田中泯という人は動物的と言うより植物的だと思っている。動物は一つの形を持つ。植物はどんな形をもめざせる。泯さんの踊りは原植物的な感じがする。

M 植物の方が細胞を意識できる。

S 実は言語は極めて植物的だという発想をしている人がいる。それがゲーテ。植物は原型があって(原植物)、それが茎になり、葉っぱになり、根になって、実になって、循環系を形成していく。言葉もそうではないか、と。日本でも紀貫之などの歌人が「言の葉」「言い草」というとらえ方をしている。

M 電話を取りに行く、つかむ、耳に当てる。めんどくさいから身体がためらう。それは、そこに持って行かれる、奪われるということ。でも、ひょっとするとツイッターは「まるごと持って行かれる」のでは。

S メディアはもともと身体を媒介にするもの。それが印刷活字になり、ついに手すら伸ばさなくなった。

巻頭対談「コトバとカラダのお作法はどこに行ったのか」M田中泯×S松岡正剛
(「春秋」2013年10月号)

2013/10/20

10/20の備忘録

信毎の書評欄から
東京新聞の書評欄から
復刊なるか
1968年に発見された「五日市憲法草案」にふれる79歳の美智子さん。

あごの下の腫瘍と共生する 中村仁一さん。

滋賀県の「流域治水条例」、継続審議になる。「早期成立のために罰則を緩和してはどうか」と、大熊孝さん。

無人機攻撃 04年以降市民400人超犠牲、国連は米英に説明要求。

天野祐吉さん逝去。80歳。

62歳。


訓と音

目下工事中の長野駅。その近くにある産直コーナー。

70過ぎぐらいの母親「これ買おうか、べにたま」
娘「お母さん、ちゃんとしたとこで買おうよ」

「失礼な」と思ったが、「うっ? べにたま?」

そうか「紅玉」のことか。納得。

人名は訓読みが多いので、その伝で行けば、「べにたま」はありうる読みだ。

帰りの新幹線、車内販売員は男たち。イケメン度も多様。

東京も雨だった。

今年はお弁当向きのトートバッグをもらった。

2013/10/19

出張

今日は日がいいのだろう。
新幹線の車内は右も前も結婚式の招待客風。
色紙に寄せ書きをしたり、打ち合わせをしている。

会場のホテルも、ロビーは結婚式色。
3階までエスカレータを使った。
乗った瞬間、ぐいぐい引っ張られる。速い!
スタッフに確認すると、
「はい、ふつうのエスカレータより速いです。でも、こんなこと聞かれたのは初めてです」。
「JR系のホテルはたぶん速いと思います。ここに来る前は東京のホテルにいたのですが、そこも速かったですね」。

概して、ヨーロッパのエスカレータは速かった気がする。

2013/10/18

Happy for sale

山田での見学を終え、新宿へ。

機内で途中までしか見られなかった映画、「ミナ文房具店」(Happy for sale)を観に。

「文房具」の韓国語は「オナラ」と同じ音らしい。ミナ文房具店で育った主人公(ミナ)は、オナラオナラとバカにされたこともあって、実家を好きになれない。ところが……

あらましはこちら

クラスメイトのいいところを言おう!という授業で、一つも言ってもらえない生徒が反対に、級友のいいところを次々と言い始めるシーンがある。しかも、一遍通りの内容ではない。「市場で親の仕事をよく手伝っています……」。

◎おまけ
漢字を習う場面が出てくる。山、田、木、父。
後半で出てくる(小学校の)運動会は日本のそれと似ている。名残なのだろうか。

2013/10/17

VDT健診

午後はVDT検診。
最後の問診で、この検診で白内障や緑内障もわかるんですか?と尋ねたら、「この検診はそういう性格のものではないので、気になるのであれば、眼科医へ」。
視力検査という認識しかなかったので、調べたらVDTはVisual Display Terminalsの略だったorz

2013/10/16

全日休講

台風26号の影響で、結局全日休講となった。

休講の判断は以下の通り。
  • 午前7時の時点で東京地方(23区と多摩地区)に「大雨または暴風警報」が発令されている場合、1、2時限を休講とします。
  • 午前11時の時点で東京地方に「大雨または暴風警報」が発令されている場合、3時限以降を休講とします。
休講の判断は大学でまちまち。前の職場では電車の運行状況が基準になっていた。だから、台風以外にも同じルールが適用された。今はないけどストライキとか。判断のタイミングは同じ7時と11時。

不思議な一日だった。生協は、仕入れたおにぎりを配布したらしい。

2013/10/15

割れ窓理論

ある駅のホーム。
自販機の前で中年男性がうずくまっている。
近づくと、自動販売機脇に設置されている証明書写真の案内版を修理中。蹴飛ばされて破れた跡が見えた。それを塞ぐべく、ベニヤ板とガムテープで緊急措置。
もくもくと作業していた。

2013/10/14

休日授業

大学へ出かける。
曜日によって授業回数が違ってもえじゃないか。
日曜と祝日が重なってもえじゃないか。
「偶然」えじゃないか。

2013/10/13

小倉から下関

小倉駅はすっかり様変わり。ふつうの駅になっている。前回来たときは、確か駅の中に飲屋街のようなものがあって楽しかった。

さて、電車で下関に行った。初の関門トンネル。トンネルに入った瞬間、ドーバー海峡のトンネルにいるような錯覚に襲われた。別の国に行くような気分と言えばいいだろうか。

降りた8番線にトイレの案内表示があった。一瞬、目を疑ったのには訳がある。赤い矢印とともに「東京側25m」と書かれていたからだ。間違ってはいないけど、いくらなんでも東京とは大袈裟だ。階段の下にも「8番ホーム東京側30m」という案内がある。さすが長州。

生まれて初めての下関。駅舎が工事中で、どちらが繁華街なのかすぐにわからない。行ったり来たり。

案内所で勧められた唐戸へ。

赤間本通り商店街は「テナント募集中」だらけ。聞けば、路面電車がなくなった1965年ごろから衰退の一途だと言う。街の角角には首相のポスター「日本を、取り戻す」 。

横断歩道には「交通弱者用押ボタン」、バス車内には「お客様各位 御乗車ありがとうございます。只今、謝辞・謝礼の励行を実施しています」の掲示。シャッターの降りた喫茶店には「cheap coffee stand」の表示。

独特の雰囲気が漂う下関。

2013/10/12

音楽浴

九大に北山修がいたからなのだろうか。と思うぐらいに、博多の紀伊國屋書店は精神分析コーナーが充実している。心理学書も多く、それと同じぐらいの本が並んでいる。「春秋」と「scripta」を頂戴する。

「きらめき」で小倉に向かう。普通車なのにグリーン車のようにゆったりしている。降りる時に気づいた。コンパートメントがあったのだ。残念。

小倉駅に着くと、いきなりフォルクローレが聞こえてきた。構内で生演奏。明日の公演の宣伝も兼ねているのだろう。ボクも高齢者と一緒にパイプ椅子に座って鑑賞。フォルクローレを聞くと、いつもアンデスの光景が目に浮かぶ。コンドルも。

道路に降りようとすると、今度はハワイアンが聞こえてきた。生バンドをバックに子供と大人がフラダンスをしている。フォルクローレも聞こえてくる。ハワイアンとのフォルクローレ、不思議な組み合わせだ。

宿に荷物を置いて、あの旦過市場へ。とうとうやって来た。まず水上にあることを確認。川は汚れているが、魚が泳いでいる。それをじいーっと見ているおじさんがいる。

規模は鶴橋ほどではないが、こちらはジャパニーズタウン。で、少しおとなしめ。

和菓子屋さんで小さな蒸しパンを買った。黒砂糖風味で、レーズンとサツマイモの2種類。1個70円で3個入りを。

大學堂はその近くにあった。T先生の教え子(Ph.D.)が店番をしていた。さっきの蒸しまんじゅうとお茶で、おしゃべり。川にはカワセミも来るという。帰り際、今夜、門司港でコンサートがあって、T先生も行くそうですよと教えてくれた。

急遽、門司港へ向かうことにした。電車で15分ほどとか。まったく行き当たりばったりだ。

門司港駅はレトロを強調していて、ホームもシンプルそのもの。すっきりしていて気持ちいい。駅員の言葉遣いが妙に丁寧。

駅舎を出ると、すぐに潮の香りが飛び込んできた。ちょっと横浜港に近い雰囲気だ(1922年築)。薄暗くなった駅前から、人に尋ねつつ、旧岩田酒店へ。味わいのあるレンガの建物だ。まだ誰も来ていない。入場者名用紙も一番うえに名前やらを記入。

チラシに「土曜酒造コンサート」と書かれている。プロフィールを見ると岩田さんは同年齢だ。そのことを告げると、子供時代の写真を見せてくれた。レモン歯入りのほうじ茶とチョコレートをいただいていると、I先生たちがやって来た。

「お店を畳んだのは11年前。こうしてピアノを弾き、歌っていると、かつてここで働いていた人たち、その人たちの多くは鬼籍に入っている。その人たちへの鎮魂歌を歌っているような気持ちもします」。

プログラムはお客さんに合わせての気ままな構成。結局、今日はショパン、モーツァルト、ベートーベンの歌曲。セレナーデ、アヴェマリア……。詩の大半はゲーテの作詞。来し方行く末も考えながらの2時間となった。

駅前で遅めの夕食(お寿司)をとって乗車。路線図を見ていたら、車掌さんから「どちらへ?」とたずねられた。これがきっかけでしばらくおしゃべり。終点に着くのは日が変わる頃とか。「私は博多で交替です」。

JR九州は車両が楽しい。駅員も雰囲気がいい。けど、車内も構内も案内放送がにぎやかすぎる。全面降伏。水戸岡さんはどう思っているのだろう。

2013/10/11

「ライ麦畑」ではないけれど

留守宅に、星野博美の『戸越銀座でつかまえて』があった。
面と向かって話を聞いているような気持ちにさせられる文章だ。
途中で、名前に関するエッセイが出てきた。
「せーらとわるつ」

「名前は確かに時代を映す。……」
続きは本で。

最後の方で、五島自動車学校に行くまでの経緯が出てくる。
ああ、こういう時期だったのか。

この本は2009年までの1年間の連載がもとになっている。あの日、彼女はどうしていたのかなと思ったら、これも最後の方で出てきた。
「2011年3月11日」
この日から18日まで、文章は日記に変わる。
戸越銀座に「異変」が起きたのは3日後、14日から。同じ独身者でも、家族と同居しているか否かで違う。比較の相手は、酒井順子の「地震と独身」(「小説新潮」連載中)。

読後感は「じわーっ」。





2013/10/10

プラマイゼロ

急いでいるといろいろ忘れる。
よりによって今日は、大急ぎで作ったお弁当を包んだまま置いてきてしまった!
その代わり(でもないか)、通勤途中で同僚の先生とバッタリ。
ふだん話さないことが話題になり、いいひとときだった。
取りに帰っていたら、会えなかったのだから。

こんな名前研究があった(Kさん情報)。
夜の経済学』に出てくる。
「東京スポーツ」30年分の広告を使って風俗嬢の名前の変遷を分析している。1986年は……、2012年は……。

その昔、スポーツ紙広告を使ってスペースインベーダーの流行を分析した。

守津早苗・多田道太郎・田吹日出碩・奥野卓司・常見耕平・井上章一・川浦康至「資料報告 インベーダーの流行」『現代風俗 ‘79』現代風俗研究会,1979:26-43.
ボクは吉祥寺を担当、さらに新聞広告と4コママンガも分析した力作(笑)
これはその後、多田道太郎『流行の風俗学』に収録された(絶版)。

調べたら、川崎賢一さんが「社会学評論」に書評を書いていた。

2013/10/09

高橋メソッド

夕方からハングルの講演会へ。
講師のプレゼンテーションは高橋メソッド
実際に見るのは今日がはじめて。
打ちのめされた!
終わった後、疲労感が残った。

2013/10/08

本は文庫がいい

空席日誌』か。『スバらしきバス』と並び評されたら読まないわけにはいかない(東京新聞「大波小波」の小惑星さん)。
読んでみようか。

好きな文
1 武田百合子『富士日記』
2 星野博美「どこからも遠い場所」(「広告月報」に連載されたエッセイ、全40回。2002年5月号から2005年8月号)
3 平田俊子『スバらしきバス』

「どこからも遠い場所」は、文庫本で出てほしい本の一つ。

2013/10/07

飛行機代

暮れに学生たちと海外研修に行く。
そのチケットを決済した。
まだ日にちに余裕はあるのだが、一日単位で運賃が上がっていく、しかも千円きざみで。
最低運賃のフライトも、一人で申し込む場合と複数人で申し込む場合とで違う。
需要と供給の関係なのだろうが、アクセスするたびに金額が変わっている。
で、急遽、購入を決めた。
それにしても、なんとあわただしいことか。

ヘイトスピーチに賠償命令(京都地裁)
ヘイトスピーチは差別問題だ。表現の自由の域を超える。

2013/10/06

六所の森クラシックコンサート

日没と同時に始まったクラシックコンサート

鳥のさえずり、樹々の音、パチパチと篝火の燃える音を聞きながらの野外コンサート。

前半はクラシック(弦楽四重奏)で、後半はポピュラーミュージック(ピアノ+コントラバス+弦楽四重奏)。休憩時間は八丈太鼓、ともりだくさん。

「12番街のラグ」は池澤卓朗さんの超絶技巧。

弦の音色は秋に合う。2時間、聞き惚れていた。

終了時刻にはすっかり真っ暗。肌寒い。

2013/10/05

CMCの研究会

雨降る中、午後はWLM
今回の報告者は西垣さん、「ネット集合知へのアプローチ」。
近著の『集合知とは何か』の番外編とその後が中心。
雰囲気が「あまちゃん」風(笑)ディテールがおもしろい。
関西からOさん、福島からFさんが来てくれた。

2013/10/04

外国体験の意義

簡潔だけど、いい文章に出会った。
『大学時報』の7月号
巻頭の「だいがくのたから」がICU編。
正面のマクリーン通りの桜にちなんだ話だ(「桜」←「咲く」+「ら」)。
その最後の方で、著者(不明)は海外留学の意義に触れ、「まず世界との違いを学び、そしてまた世界との深い共通性を見いだすことによって、日本をも理解することではないだろうか」。
一見、何の変哲もない文章だが、心にふれた。なぜか。
先日、学生に海外研修の感想文を出してもらった。その中に「違い」ではなく、簡単に評価をくだしてしまっている記述を見かけ、「違いを違いとして認めようよ」、寛容であれ、と言いたくなったからだ。

2013/10/02

カンマとピリオドが入力できない

ある大学の3年生が卒論の相談でやって来た
ブログをテーマに書きたいとのこと
専攻は心理学
共通言語が多い分 話が速い
話のこの通じやすさは久しぶり
今日は 机を変えたり 学生が出入りしたり 大事な相談をしたり

なぜか カンマとピリオドのキーが反応しなくなった
スペースで分かち書きw

2013/10/01

またまた名前の話

吉村昭の『味を訪ねて』を読んでいたら名前の話に出くわした。
「苦しいときの鮨だのみ」(18ページから)
小説の題を考えるのは、子供の名前をどのようにしたらよいか考えるのに似ているといわれているが、両者は根本的にちがっている。
と以下、続く。
どう続くか、ここには書かないでおこう(課題に使うかもしれないし。でも、書いておかないと忘れそうだし……)。

それはさておき、この本には懐かしい話が出てくる、共通項が出てくる。
卵が手みやげに使われていた。カステラの耳。10年ぐらい前まで近所のお菓子屋さんの工場で売られていた。市場を回るのが好き。田野畑村も出てくる。

匿名のままでは死ねない

 「最期は本名で迎えたい」 TBSニュース 連続企業爆破事件の「東アジア反日武装戦線」メンバー 桐島聡容疑者(70)とみられる男の身柄確保 末期がん患う 警視庁公安部  名前を明かして存在証明。