2017/06/07

「かな」の効用かな

 壺は夫も好きなので、家の中にごろごろとたくさんあります。そのまま置いたり、花を生けたり。この中国の壺は、偶然どちらも蓮の花と唐辛子のモチーフ。小学校の先生が私の"かれん"という名前に『花蓮』という字を当ててくれたのがきっかけで、ロータスは私にとって大切な花になりましたし、幸福や繁栄を象徴する子供のモチーフも好きです。

「桐島かれん、アジアで見つけた私だけのもの。」から。

madame FIGARO Japon 7月号



「可憐だね」では広がらないけど、花蓮だと、花の話題に行ったり、台湾の花蓮に行こうかとなったりする。「かな」はことば遊びができる。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...