2017/11/17

病牀六尺

子規庵に三川で行く。

 子規庵は、正岡子規の旧居を再建したもの。本物は1945年の空襲で消失。「ほぼ当時のままの姿」という彼の終の部屋の特製の机(曲がったままの左足が納まるように天板に切り込みがある)に座り、窓の外のヘチマをながめていると、34歳11ヶ月で亡くなった彼の気持ちを感じた気になれる。

 「病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。僅わずかに手を延ばして畳に触れる事はあるが、蒲団の外へまで足を延ばして体をくつろぐ事も出来ない。甚だしい時は極端の苦痛に苦しめられて五分も一寸も体の動けない事がある」。

 子規の成人後の身長は5尺4寸(163.6cm)で、体重は13貫740匁(51.5kg)。ちなみに、漱石は159cm、53kg(23歳当時)。割合、似ている。

 今年は子規・漱石の生誕150年。新宿、松山と、ゆかりの地で記念の催し物が開かれている。

 その後、昼食をとり、あの「ひだまりの泉 萩の湯」へ。ここがいい。銭湯料金で、中は総合休憩施設。朝湯もある。近所だったら毎日行きたいぐらい。

 契約社員を募集している。当店のスタッフは休日も銭湯入り放題! 萩の湯と寿湯で無料でお風呂入り放題!
・仕事内容:銭湯フロント受付、清掃、簡単な機械操作
・勤務時間:5:50-15:10(休憩80分)
・休日  :1ヶ月9日のシフト制
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・資格  :18歳-50歳位までの男性

 寛永寺、そして国際子ども図書館と回る。名前とは異なり、子どもの姿が見えない。館内でRX0で撮影している男性に出会い、しばし話を聞く。昔のスパイカメラのような雰囲気。



小さな変化
 スーパーのカゴが精算の前後で変わる。色が違う。買い物用は赤、精算後はオレンジ。店によっては精算後のカゴには取っ手がない。万引きが多いのだろうか。
 ゴミの出し方。数件単位ぐらいであったゴミの集積所がなくなり、個別。家の前に出す。奥まった家の回収作業は大変そうだ。

匿名のままでは死ねない

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