2011/01/01

移転のお知らせ

これまで、日記をホームページに直接書いてきましたが、更新の手間もあって、「月」記状態でした。もう少し更新頻度を増やしたいと思ったこと、写真も入れたいと思ったことから、こちらで日記を続けることにしました。ときどき読んでいただければ幸いです。
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あけましておめでとうございます。昨年はつまづくことが増えたり、あかぎれができるようになったり、薄くなったり、と経年変化の著しい1年でした。
今年の刊行目前は、分担執筆と翻訳の2点。前者はポーランドの研究者の編になる本で、再校を先日返したところです。翻訳は『日記とは何か』(仮題)。こちらは近々、初校が出る予定です。翻訳は多分これが最後になると思いますので、訳者解題をがんばることにしよう。
2月に出る予定の紀要には誕生日研究の序論を、「わたしたちにとって誕生日とは何か」というアバウトなタイトルで書きました。それをふまえた誕生日研究と、携帯テレビ電話実験の2論文、××で1冊。これが今年の目標です。
どうぞ、よろしくお願いします。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...