2011/01/03

初詣

今年初の掃除をすませて豪徳寺へ遅めの初詣。豪徳寺駅前を抜けようとすると、大きな招き猫の像が立っていて、びっくり。豪徳寺では、娘が大吉を引き当てた。目先のことに囚われるなといったようなことが書かれている。初詣での願いは、よく来る野良の健康と母のことに絞った。帰途は、いつの間にか恒例になったコース、モスバーガーとブックオフに立ち寄って戻った。
さて昨夜から学生たちのゼミ論を読んでいるのだが、前期のテーマをうまく後期につなげているものが多く、スゴイっ。たとえば、前期の研究で、誕生日が一致しているカップル(夫婦、恋人)にインタビューし、同一誕生日の持つ対人効果を引き出した学生が、後期では二卵性双生児を対象にインタビューを行っている。最初から誕生日は同じだが、一卵性ではない(偶然、受精が同時だっただけ)双子を選んだセンスは脱帽もの。中身もいい。
添削は手間がかかるので、20編すべてを読み終えるまでにはまだまだ時間がかかりそう。これからは学生相互で添削させるようにしようか、と思案中。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...