2011/03/22

年度末処理

地震で行けなくなった海外出張の清算を済ませ、大学への寄付で処理をすませ、例外的にのばしのばしとなっていた今年度の会計処理は終了。
16時から計画停電とのことで、早めに大学を脱出した。
京王電鉄や小田急は車内灯を適宜落とすなどしているが、JRはふだん通り。車内にいる限りはふだんと変わらない。不思議な感じだ。
今日、学内で同僚に声をかけられ、こんな風に言われた。「さっき私が挨拶したのに、なぜしないのですか」と。確かに、この人にはその前にも見かけているのだが、挨拶したようには見えなかったので、こちらもしなかった。ただ、それだけだった。そう説明して納得してもらったのだが、実は伏線があった。これには私もびっくりしたが、詳細は省略する。でも、言ってもらってすっきりした。誤解されたままではこちらも困る。
学内で、こちらが挨拶しても挨拶しない人は珍しくないが、その場合には「そういう人なんだ」と思うことにしている。だが、そういう風に処理しない人もいることに気づかされた。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...