2011/04/27

映画で元気

午前は「タケオ ダウン症ドラマーの物語」。
福祉作業所の人たちが来ているとは言え、立ち見が出るほどの盛況ぶり。音楽好きのわが子に最初ピアノを教えるが、うまく合わない。そこで母親はドレミ(既成の価値観の比喩でもある)を捨て、リズムで行こうと決める。さまざまな人に出会い、セネガルに行き、自身がリズムと化す。バオバブの前で演奏するタケオが印象的だ。人生にリズムは必要だ。
終了後、監督挨拶、タケオくんの生演奏と続き、館内はそのドラム音で充満。星野さんにまた会い、当選よかったね、の握手。






夕方は「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」。
射るような目の夫のハーブ、それを冷静に見守る妻のドロシー。名コンビだ。ドロシーが年を取るごとにキュートになって行くのがいい。
ワシントンDCに行く機会があれば、ナショナルギャラリーに行ってみたい、かれらのコレクションを見に。

上映中に雨が降ったらしい。牛角で夕食をとって帰宅。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...