Kさんの研究室で偶然見つけた本『みんな集まれ!』を読み終えた。
ソーシャルメディア(本書内ではソーシャルツール)を考えるうえで、いろいろなヒントをもらった。いろいろなエピソードが概念が的確に紹介されている。こんな具合だ。
ある議員が集会をミートアップで呼びかけると、いつもより多い300人が参加した。彼は支持者が増えたと喜んだが、なんのことはない。いままで参加しなかった層が参加しただけのこと。
メールは無視できても、花は無視できない。抗議行動で花を贈るアイデアがで、実現した。花は人手を通じて届けられ、捨てるには忍びない。抗議者の熱意が目に見える形であらわれたというわけだ。
関連書はフォローしているつもりでも大事な本を見落としている。