2011/08/01

夏の一日

今日は朝から蝉が鳴いている。
さて、明日の研究会に備えて、泳ぎに行くことにした。
自転車でプールに向かう途中の道で、郵便屋さんのバイクに追い抜かれた。さっと行くものと思いきや、目の前で急ブレーキ。近づくと、前輪近くに犬のフンが目に入った。踏みそうになったらしい。「間に合ってよかったですね」と声をかけると、その若い郵便屋さん、ニコッとして、走り去った。
線路際まで行くと、角から一台の白い車が出て来た。運転席を見ると、かかりつけの耳鼻科の先生。時間からすると、昼休みを過ごした自宅から診療所に向かうところだろう。会釈して、ふたたび漕ぎ始めた。
1時間ほど泳いで帰宅。
自宅への道すがら、3階にある診療所の窓に人影。さっき会った先生がこちらを見ている。患者の波が途切れたのだろうか。またまた会釈。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...