2011/12/09

台北1日め

松山空港は市内から近い。歩いても行ける距離だ。が、今回は雨模様の中をタクシーで行った(120元)。夜、誠品書店信義店へ行くため、市政府駅まで移動した。統一阪急では、日本の中国地方の物産展が開催中で、おたふくソースのコーナーの前が一番混んでいた。お好み焼きの試食の列だ。書店は、その隣。3階に行くと、社会学のコーナーがあって、社会心理学の本も並んでいた。教科書以外では余暇心理学が数冊並んでいる。日本の本も雑誌ともども充実している。価格は正価の1.2倍程度。びっくりしたのは料理本コーナーの真ん中にクッキングスタジオがあり、そこで、著者らしき人が本の宣伝も兼ねているのだろう。料理教室をやっていたことだ。作ったものはそこで配られ、ボクもお相伴に預かった。おいしいドレッシングの野菜サラダだ。6階のレストランは落ち着いた空間になっている。それを尻目に、夕食は地階のフードコート。ごった返す中で、野菜たっぷりご飯をとった。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...