夕方の便で韓国から戻った。今回のミッションは学生へのインタビュー。途中で名前が変わった人、誕生日が半年ずれている人、聖人の名前を持つ人…。
訪問先ではいろいろな先生のお世話になった。教職員食堂で何人もの先生を紹介されたり(なんと専任教職員の同行者は無料で食べられる)、研究室を訪問したり、ひげ談義をしたり…。勤務先についで知り合いの多い大学になった感さえある。
構内での小さな発見。
エレベータの階数表示が途中で変わる。1、2、3の次がF。次は5。韓国語でも4は不吉な数字なので、Fにしているのだという。授業は50分単位。連続する授業もある。
3日めは日本語の授業に参加し、学生たちの練習相手を務めた。会話練習だ。「あなたは何歳ですか?」「わたしは21歳です」。夕方、ソウルに移動。
4日め。金大中図書館訪問(写真のビル)。彼の自伝を読んでから、生の資料を一度見たくなったからだ。拉致後、日本で高まった彼の支援運動のチラシも展示されていた。いいタイトルのチラシがあった。「こんなわけでデモをしています!」。
書簡も数多く並べられていて、達者な字で書かれた文章は自伝同様、あたたかい。
館内は閑散としていて、ボクひとり。北朝鮮の強硬姿勢のせいなのか、彼に対する評価が変わりつつあるのだろうか。外に出て気づいたのだが、隣が金夫婦の自宅(写真の2階建て)。警官はその警護だったのか、と納得。
◎金大中図書館はガイドブックに載っていないが、同じく載っていないものとして、青瓦台(の見学)や、朴正煕記念館がある。次回、行けるだろうか。
2012/03/29
フルネームで呼んでくれてありがとう
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