2012/06/05

臼杵石仏

大分に出張した際、用事の前に臼杵まで足を伸ばして、臼杵石仏を見に行って来た。ボランティアガイドの説明でインスピレーションが二つ。

一つ。お地蔵さんは境内の外にある仏さん。言われてみて納得。京都にはお地蔵さんがあちこちにある。役目は子守役らしい。ゼミ合宿は京都だが、お願いごとは悩みの裏返しのこともある。

二つは数え年の発想。生まれた時点で1歳とカウントするのは受胎が生命の原点とみなすこと。お腹の外に出た時点を0とする満年齢というシステム(西洋的?)は生命観に影響を与えている可能性はある。

上の写真は古園石仏(下の写真)の前に置かれていた祈願お線香。線香の種類が祈願のカテゴリーになっている。

帰途、まるしょく屋で関あじのお寿司を作ってもらい「にちりん」にギリギリ乗車。車中ランチ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...