2012/08/26

オープンキャンパスの連ちゃん

昨日と今日はオープンキャンパスの第2セッション。どちらも暑い中での実施。この2日は高校の夏休み最後の土日で、オープンキャンパスを実施するところが多い。

昨日は留学生も参加していたが、休日の今日はゼロ。曜日によって、参加者の層が違うようだ。

ボクの主な担当は学部説明会。初回の7月はスライドなし、配付資料ありでやったが、力量不足を感じ、今回はスライドを用意した。
スクリーンが左右に2つある。だから、教壇上を歩いて説明するとき、どちらのスクリーンで指示しようか迷う。せっかく2画面あっても、聴衆はボクのいる方のスクリーンしか見ない。コンピュータ上でカーソルを動かせばいいのかもしれないが、それだと聴衆を見ることができない。そういう意味では大きなスクリーン1つの方がいい。

初回との違いはもう1つある。コミュニケーションテストを追加したことだ。使ったのは、「KiSS-18」と「アサーション度チェック」。KiSS-18の参考データが14年前と古く、回答者も少ない。いつか一斉に多様な集団で大規模に実施できないものだろうか。

45分の持ち時間の残り5分をミニ講義に充てている。1回めは「仏像の共有痕跡」、2回めの昨日は「お世辞浴」。今日は「対人距離」を取り上げ、導入にエスカレータの片側あけを使った。4回めは「矢印」にしようか、それとも「説得」にしようか。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...