2012/10/12

寄り道の収穫

出がけに図書館に寄って返却。帰り際、リサイクルコーナーを覗くと、文庫本が5冊。
そこから、『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』と『パリが教えてくれること』を頂戴した。フランス好きの人が提供したのだろうか。

都心で用事を済ませ、代々木公園駅から友人のカウンセリングオフィスへ。途中、井の頭通りの脇に降り、散策。

崖の下は、やはり異界。入口には「CALLAS」という名のカフェもある。壁もドアもまっ黒。写真は脇にあった案内板で、これは黒くない。

崖を降りると、目の前に小公園。その入口には、園面積に比して大きすぎる「利用の決まり」が立っている。
禁止事項は「たった」6つ。ここでは、猫のフンは放置してもいいらしい。ゴミは投げ捨てでなければ捨ててもいいらしい。木刀は降ってもいいらしい。まだ、いろいろできそうだ。

と思ったら、上の方にちゃんと書いてあった。「下に書いてあることや、ほかの人にめいわくのかかることはやめましょう」

ならば、下にこまかく書かなくてもいいのに。

歩いていくと、だんだん本通りから離れ、上に戻るための斜面も長くなっていく。

戻る途中、変圧器なのか、それらしいボックスに、悲しい目が書かれていた。見ているこちらまで悲しくなってしまう。

崖をあがり切って、少し戻ったところにあるパン屋さんで一休み。

外のテーブルで、『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』をパラパラ。

フランス事情に通じていないので、書かれていることが新鮮。例えば、カップルが社会の構成単位になっている、とか。子どもの友人関係も、一対一が基本になっている。フランス人はグループで行動することが少ない。

読んでいるうちに友人が電動バイクで戻って来た。音がしないので、いきなり声をかけられた感じでびっくり。

今日の用事はパソコンの点検。

 

フルネームで呼んでくれてありがとう

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