社会心理学会をお休みして、今日は、午後から、思い出工学シンポジウムに参加。
野島さんの追悼の意味もあり、彼のご家族も参加。午前中は彼が預かっていたタイムカプセル(左の写真、18万したらしい)の開缶式。
封缶したのは9年前。そのワークショップを主宰した野島さん(当時のビデオが流れた)、9年後の11月の今日、現場に居合わせることをさぞかし楽しみにしていたに違いない。
タイムカプセルを閉める前に、入れるものをひとつずつ3次元データで記録していた。今日は、それを開缶前に見てから、実物に対面。立ち会った参加者によれば、3次元映像はモノしか再現してくれないが、実物は、その周辺、例えば、入れるものが決まるまでの過程や、入缶時のようすまで思い出させてくれる、という。
思い出工学は、思い出をどう管理するかに関心があったのだろう。もちろん、管理されるものはモノだけではなく、思い出や選択過程にかかわる「語り」も録音され、保存され、管理対象となる。それらは記録であって、記憶(思い出)とは異なる。思い出の世界に忽然とあらわれる記録に、ボクならとまどいそうだ。
2012/11/18
フルネームで呼んでくれてありがとう
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