歳末の今日、名前インタビューを再開した。第2弾のテーマは氏名すべて。
インタビューは新宿のデパート地階にあるカフェで行ったのだが、途中抜けた食品売場は行列ができ、ごった返している。「最後尾」という看板を持った店員の姿もここかしこに見える。ここにいる限り、いつもの歳末風景だ。
1時間のつもりでお願いしたインタビュー、気がつくと、2時間近く経っていた。少し急いで、忘年会会場の韓国料理店に向かった。幹事の企画で、冒頭でプレゼント交換をした。あみだくじでボクが当たったのはサンタの赤い帽子。もちろんかぶるしかない。まったく予想していなかったのだが、これが温かくてはずせない。それだけ薄くなったのだろう。
このお店、今日の客はわれわれだけ。店主と店員はおばさん。ボクらと同年輩。
料理を注文すると、最初から作る。カムジャタンを例に挙げれば、じゃがいもの皮を剥き…という段階から始める。肉は圧力鍋で調理する。出てくるものはジャパナイズされていない、量も味も。カレンダーはペヨンジュンだけの2006年もの。なんやかんやで、店内はみごとに韓国。韓国料理店ではなく、韓国の食堂にいるような錯覚に襲われる。おいしかった。
2012/12/24
フルネームで呼んでくれてありがとう
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