2013/07/16

平澤大学校との交流ゼミ

今日は5度も下がって快適な一日だった。

4限の演習は、韓国の学生が参加しての交流ゼミ。

学生たちの発表は名前インタビューの中間報告。ハングルのスライドで発表した学生もいてまずまず。発表を聞き終わって、韓国の学生が「私の名前は漢字がないので、珍しいと言われ、よく覚えてもらえる」とハングルのみの名前のメリットを話してくれた。

90分の中で、27人の1分紹介、5チームの数分ずつ発表とぎゅうぎゅう詰めだった。名前研究のおもしろさが伝わったかなあ。

各チームの発表テーマは以下の通り。

  • 珍しい名前の人は自分の名前をどう思っているか
  • 子供に付けたいと思っている名前の人に聞いてみた
  • 自分と同じ名前の人も自分と同じように思っているか
  • 名前で得したこと、損したことを聞いてみた
  • 自分の憧れている名前の人は、その名前に満足しているか

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...