簡潔だけど、いい文章に出会った。
『大学時報』の7月号。
巻頭の「だいがくのたから」がICU編。
正面のマクリーン通りの桜にちなんだ話だ(「桜」←「咲く」+「ら」)。
その最後の方で、著者(不明)は海外留学の意義に触れ、「まず世界との違いを学び、そしてまた世界との深い共通性を見いだすことによって、日本をも理解することではないだろうか」。
一見、何の変哲もない文章だが、心にふれた。なぜか。
先日、学生に海外研修の感想文を出してもらった。その中に「違い」ではなく、簡単に評価をくだしてしまっている記述を見かけ、「違いを違いとして認めようよ」、寛容であれ、と言いたくなったからだ。
2013/10/04
フルネームで呼んでくれてありがとう
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