大学院入試、そして安藤先生(アンドーマン)の最終講義。
最終講義の冒頭で挨拶の機会を頂戴した。
アンドーマンとは、学生委員長→学部長というルートが重なる。前学部長は渡辺さんだったが、あいにくボクがサバティカルで、彼の手腕にふれる機会がなかった(制度切り替えの都合で任期が1年だったのだ)。だから、元学部長のアンドーマンがボクにとっての見本。同時期に代議員をしていたので、代議員会でのふるまいも知る機会があった。とにかく学部を優先してくれたアンドーマン。しかもそれは学部エゴではない共存共栄。
最終講義「日本の情報戦略とグローバル化」は、控えめなタイトルと違って、最初から最後まで過激な内容。アンドーマンの結論は明快で、内向き日本を憂うもの。日本は戦略なきガラガラ国。
研究室で仕事をしていたら、卒業生がやってきた。3年前に卒業した学生だ。「アンドーマンの最終講義を聞きに来ました」。
意気投合する内容も多く、楽しかった。「アンドーマンのおかげだね」と言ったら、卒業生曰く「コミ部ログのおかげでもあるんですよ」。今日の最終講義はブログで知ったのだと言う。「おお、コミ上手!」
3月で7人もの同僚が職場を去る。その寂しさが現実になりつつある。「ああ!」