沖縄の本事情(出版事情、地元本への愛着)がようやくわかった。リウボウのリブロでいつも感じていたことも腑に落ちた。
花田英三さんの詩集『坊主』が紹介されている。
これの帯がいい。
おめおめと生きる愉しさ同じ名前の、あまりないらしい名前の人の著書を買って行った英語青年の話が出てくる。
又うんこが一つ
その本は英語で書かれた沖縄のガイドブック。
以前にも、その本を買おうとした英語を話す人がいた。
その人に値段を聞かれ、答えると、
Oh! Too expensive!!
といやな顔をされた。
今回もそうかと思い、同様に答えると、
I want it!
本当に買ってくれた。
彼女曰く、「どこから来てどこへ行くのか、珍しい名前の青年に幸あれ」。
今度那覇に行ったら、寄ろう!市場の古本屋「ウララ」。
★おまけ
ジュンク堂時代のブログ「本と本屋と」
本屋になってからのブログ「本屋になる」
書棚から『山之口貘詩集』を取り出した。学生時代に買ったものだ。