2014/07/28

名前の研究発表

9月の日本心理学会第78回大会で名前に関する研究が2件。

  • ユニークになりたい親は子どもにユニークな名前を与えるか?個人主義指標としての個性的な名前の検討 荻原祐二・内田由紀子・楠見孝
  • 自己の名前の注意捕捉効果とメタ記憶判断の関係 佐藤安里紗・梅田聡

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...