2015/05/13

東京時代(140年)は臨界を超えている

午前中、芳賀先生の授業に出る。

さて。「人生は崖で終わる」で自己紹介を締めくくられた芳賀さんの著書『デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖』はコワイ本だ。正確には、内容がコワイのではなく、取り上げている対象が怖い。

「東京には岩がない」。

地名は文字ではなく、音に意味がある。漢字は当て字にすぎない。そもそも、ひらがなができる前までは字は漢字で書くしかなかったのだから。

最終章は、「愚か者の崖—「3.11」以後の東京と日本列島。
私たちに未来があるとすれば、それは「集中」と「依存」にではなく、「分節化」と「独立」にしかありえないのはたしかなことなのです。
上図はThe Rider Tarot Deckのもの。