今年度版のテーマは「ワークショップ」。
去年は、ゼミを「大学教育の要、コミュニケーション学部の華」とした。
考えた末に浮かんだのは、
「ワークショップは、大学教育の粋、コミュニケーション学部の肝」。
粋が通じるか、肝が通じるかという心配はある。
ワークショップをどう説明しようか困っていたときに、稲垣さんのコラム(東京新聞)が目にとまった。
私は大学の農場で全国の学生に農業実習プログラムを提供しています。「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。体験したことは理解する」。実習をしていて思い出すのは、老子の言葉です。「これだ、ワークショップの極意は」と思い、原文を確かめようとしたら、どうやら原典は「老子」ではなく、荀子らしい。
しかし、荀子の言っていることは、「聞いた……」とはニュアンスが異なる。結局、よくわからず、パンフレットに「老子」を引用することはやめにした。
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今日は「慰霊の日」。