2016/05/23

鼎談本のつくりかた

『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』
水木悦子・赤塚りえ子・手塚るみ子
タイトルの順番と著者の順番がちゃんと対応している。

編集者(?)をまじえての鼎談。元の本は2010年刊行。

「まえがき」。
手塚るみ子さんが書いている。

つぎに「あとがき」を読んだ。
書き手は赤塚りえ子さん。

水木悦子さんの出番はないのかなあ、と思ったら、
あった。
「なかがき」。
なるほど、そういう手があった。
今年度のゼミのヒントをもらった。

水木悦子さん、「河童の三平」が好き。
赤塚りえ子さん。父は「本当に漫画と本人に矛盾がなくなっちゃった感じ」。
手塚るみ子さん、父の引出しからパンツ……

3パパ、いまや、みな鬼籍に入ってしまった。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...