区立図書館のカウンターでの出来事。
返却窓口で本を返すと同時に、予約本を借りた。手続きが終わって、離れようとしたら、すぐ後ろに並んでいたボクぐらいの歳の男性が、係員に向かって「ここ返却窓口なんだよね」と確認するような抗議。係の人が「すみません」と言うのと同時に、その人は出て行った。
カウンターは一応、返却と貸出に分かれているが、待っている人の数に応じて、そのカテゴリーに関係なく処理してくれる。返却と貸出、両方の人に対しては、連続してやってくれる。
知ってか知らずか、急いでいたのかそうでないのか、わからないけれど、はじめて遭遇した。係の人の「すみません」は、言い慣れた感じだった。こういうコウギはよくあるのだろうか。やるせない気持ちで図書館を出た。せめて、ボクに言ってほしかった。であれば、説明したのに。