2016/05/04

説明できない状況

区立図書館のカウンターでの出来事。

返却窓口で本を返すと同時に、予約本を借りた。手続きが終わって、離れようとしたら、すぐ後ろに並んでいたボクぐらいの歳の男性が、係員に向かって「ここ返却窓口なんだよね」と確認するような抗議。係の人が「すみません」と言うのと同時に、その人は出て行った。

カウンターは一応、返却と貸出に分かれているが、待っている人の数に応じて、そのカテゴリーに関係なく処理してくれる。返却と貸出、両方の人に対しては、連続してやってくれる。

知ってか知らずか、急いでいたのかそうでないのか、わからないけれど、はじめて遭遇した。係の人の「すみません」は、言い慣れた感じだった。こういうコウギはよくあるのだろうか。やるせない気持ちで図書館を出た。せめて、ボクに言ってほしかった。であれば、説明したのに。

「詠まざるを得ぬ」

「ふるさとの基地に殺された娘たち隆子に由美子徳子も里奈も」玉城洋子  天声人語(2025/01/11)で紹介。 「基地に殺された娘たち」三十一文字に詠まざるを得ぬ、目の前の現実  朝日新聞 2022年9月5日 10時00分 米兵に、そして米軍事故に。