2016/06/08

抑制的気遣い

「方」が「かた」なのか「ほう」なのか、読んでいて迷うケースが増えている。書き手もプロアマを問わない。それほど「方」の使用が増えている。

「結婚した方が……」とあったので、「ほう」かと思ったら、「かた」だった。この場合は「人」でいい。

「方(かた)」の増加はきっと「させていただく」の増加と軌を一にしている。

(「抑制的気遣い」は、満野さんの論文「大学生の友人関係における気遣いの研究」(要約)に出てくる。風間書房刊