BBC News Japan 2016年9月1日
子育てネットワーキングサイト「Mumsnet」の調査結果が発表された。
子供がいる 1362人(Mumsnetユーザー:女性)の18%が、子供につけた名前を後悔していたが、実際に名前を変えたのは2%にとどまった。
「ありがちすぎる」が後悔理由として最も多く(25%)、以下「どうもしっくりこない」(21%)、「もともと好きな名前ではなかった。押し切られた」(20%)と続き、「名前のつづりや発音が子供に負担になる」(11%)という理由もあった。
「Mumsnet」の創設者ジャスティーン・ロバーツさんは、「子供の名前を決めるのは、初めて親になる人にとって親として最初の作業のひとつです。なので、名前で後悔するのは子育ての練習としては最高だとも言える。がんばっていろいろ調べて、一度に何人もの人を満足させようとして、結局はうまくいかないのですから」と話す。
「それでも大丈夫なんです。ほとんどの子供は、大きくなるにつれてその名前がぴったりくるようになるし、どうもしっくりこないなら、ミドルネームやあだなを使うこともできる。極端な場合には、法的に改名すればいい」。
回答した母親のひとりは、娘エルサちゃんの名前について、「エルサ」が出てくるディズニー映画「アナと雪の女王」が人気になったせいで、後悔し始めたと答えた。別の母親は「うちの息子は自分の名前が大嫌いで、選んだ私を責める」と答えた。別の母親は、自分の娘の名前は生まれて間もなく、「テログループが使い始めてしまった」と認めた。
英統計局は近く毎年恒例の、イングランドとウェールズで最も人気の高い赤ちゃんの名前一覧を発表する。
昨年は、イングランドとウェールズではオリバーとアメリアが最も人気で、スコットランドではジャックとエミリーだった。
フルネームで呼んでくれてありがとう
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