2017/04/03

タイムトラベル

先月末、「惜別」記念にと、四谷・新宿散策が組まれた。
途中ではお墓ビルも。窓らしい窓がない。コピーは「由緒正しき地で 杜の息吹を感じながら 安らかに眠る。都心で安らかに眠る」。
仕上げは、テルマー湯、そしてゴールデン街
Hさん作成のルート、そしてガイドは、何度も通ったはずの道を一歩はずれるだけで、江戸時代、そして70年代へといざなってくれた。
目をつぶると、今の街並みは消え、当時の喧騒が聞こえてきそうだった。雨が、夕闇が幸いした。
ふしぎな一日だった。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...