2019年3月12日 06時26分
山梨県に住む高校3年の赤池肇さん(18)が、親に付けられた名前「王子様」から改名を申し立て、今月5日に甲府家裁が変更を許可したことが12日、分かった。極めて個性的な「キラキラネーム」とも呼ばれる名について「本人が嫌なら行動できる」と話し、これから親になる人々に「よく考えて」と訴える。
元の名は「唯一無二の王子様のような存在」という母の思いが由来。「子どもの頃ならかわいいのかもしれないが、80歳になっても『王子様』とはいかない」と疑問だった。
改名を意識し始めたのは中学3年以降。自己紹介した時、女子生徒から噴き出すように笑われるのがショックだったという。
(共同)