竹尾和子・矢吹理恵 (2006).
在日外国人の名のり行動における関連要因の検討
—エスニック・アイデンティティ研究の一視点—
発達研究, 20, 67-80.
http://www.coder.or.jp/hdr/20/HDRVol20.8.pdf
抄録から
筆者は日本に中長期在住する外国出身者8名を対象にインタビュー調査を実施し,日本における名のり行動とその関連要因について探索的検討を行った。
その結果,名のりの関連要因として,6 要因—「出身文化の名前への愛着・思い入れ」「家族関係(重要他者)」「受け入れ社会における外国名の受容度」「名前の形態(音韻形態・文字形態)の受け入れ社会での受容度」「受け入れ社会での流行」「国籍(帰化の有無)」—が抽出された。
これらは個人要因(要因1)と、社会要因(要因2-6)に分類され,名のり行動が個人の心理的傾斜(1)と社会的制約のせめぎ合いの中で成り立つことが示唆された。
■
謝辞に懐かしい名前が出てきた。東 洋先生。14年前の論文だった。