2011/02/10

タイポグラフィの快

ちょっと時間があったので、書店に寄ったら、「アイデア」の表紙が目に飛び込んできた。見ると、表紙が平野甲賀さんで、当然ながら特集は彼。中は平野文字でぎっしり。電車の中でパラパラめくっていると、見覚えのある写真に出会った。藤本"ANI"健太郎の「タイポグラフィ出会いがしら系」という記事の中の写真だ。それもそのはず。いずれも長野駅から善光寺までの間で目にするお店の看板だった。ロートレックにゼニヤ時計店。まだまだ出てくる。呉服店のつづきやもある。なんでも、糸を売ることから始めたため、糸と売で、続屋となったそうな。これは地元に居ながら知らなかったことだ。
看板の、ではなく、看板でフィールドワーク、も悪くないぞ。

★おまけ 吉祥寺駅。今日確かめたら、件のセンサーは5台。東端は、改札口への階段があるため、センサーはなし。西端は行き止まりで人が少ないから付けたようだ。反応している間は「危険です」が繰り返される。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...