「た」の上の五角形がセンサーさ |
仕方なく、国分寺寄りの西端に移動した。ここまで離れると、件の音声はほとんど聞こえてこない。
すると、いきなり、いや突然、「危険ですから、お下がりください」といった内容の、これまた自動音声が流れてくるではないか。電車が入ってくるようすはないのに、だ。
「黄色い線」の上にセンサーがあって、それが反応すると、件の発声になるらしい。同じようにびっくりしたサラリーマン二人がそれを見つけ、遊び始めた。センサーの近くでジャンプして鳴らしてみたり、足を伸ばしたぐらいでは反応しないことを確かめたり、なんだか楽しそう。
つい、声をかけてしまった。すると、いろいろ説明してくれた。センサーを指し示しながら、感知すると、あの小さな赤ランプが消えてアナウンスが始まるとか、総武線のホームにはないね、とか。
話しているうちに下り電車が来てしまい、あわてて撮ったのが、この写真。シルエットは話してくれたサラリーマン。「たかの」の「た」の上に見えるホームベース型のものがセンサー。
三鷹駅と国分寺駅でも観察したが、それらしきセンサーは見当たらなかった。
帰り、同じホームで降り、確認したが、ホーム全体に着いている訳ではなかった。中央線上りホームの西端だけだった(東端にもあるかもしれない)。
と言うことは、吉祥寺駅、そしてセンサーのあった周辺は人身事故の多い場所なのかもしれない。