2011/03/28

日常力

同業者から来たメールに、こんな一言が添えられていた。

「こちらも卒業式が取りやめになり、入学式もなく、始業時期も遅らすという話が、やっと通常通りとなりました。中途半端に自宅待機となるより、やはり『日常』が一番です」

そうだよなあ。

加藤さんの短信には、こう添えられている。

「『ふつう』に日常を生きるだけだ。時間はかかるかもしれない。だが、こんどは、それが遠いまちへと伝わっていくはずだ」

力がわかない訳がない。

★今年度の卒業生には、いつか卒業式をやってあげたい。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...