2011/06/02

韓国も高齢化

今日は一日中、冷たい雨で寒い。国会は茶番の不信任案採決さわぎで、政治も寒いまま。出張後の整理で終わってしまった。

ソウル市内の駅構内、点灯している蛍光灯は1/3だった。節電だろうか。いい感じ。韓国の課題も多そうだ。教育費の高騰で、一人っ子家族が増えていると言う。高齢化社会の日本を追いかけている。話を聞いていると、すべての国民は教師と生徒に分かれるようだ。何をするにしても、先生につくのだという。

昨日の日本語(初級と中級の間)の授業で使われていた教科書を見ると、もっといい本がないものだろうかと思ってしまう。たとえば、会話練習にこんな文章が出てくる(《 》の中をいろいろ言い換えるようになっている)。

A 旅行はどうでしたか。
B 楽しかったけど、大変でした。
A 何か、あったんですか。
B ええ、《電車の中でキャッシュカードをとられたんです。》
A それは大変でしたね。

たまたま隣にいた学生には、こんなこと滅多にないからね、と補足しましたが。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...