今日は一日中、冷たい雨で寒い。国会は茶番の不信任案採決さわぎで、政治も寒いまま。出張後の整理で終わってしまった。
ソウル市内の駅構内、点灯している蛍光灯は1/3だった。節電だろうか。いい感じ。韓国の課題も多そうだ。教育費の高騰で、一人っ子家族が増えていると言う。高齢化社会の日本を追いかけている。話を聞いていると、すべての国民は教師と生徒に分かれるようだ。何をするにしても、先生につくのだという。
昨日の日本語(初級と中級の間)の授業で使われていた教科書を見ると、もっといい本がないものだろうかと思ってしまう。たとえば、会話練習にこんな文章が出てくる(《 》の中をいろいろ言い換えるようになっている)。
A 旅行はどうでしたか。
B 楽しかったけど、大変でした。
A 何か、あったんですか。
B ええ、《電車の中でキャッシュカードをとられたんです。》
A それは大変でしたね。
たまたま隣にいた学生には、こんなこと滅多にないからね、と補足しましたが。