質問紙調査とくれば、
自由記述は質的データ、リッカート法による回答は量的データ。多くの人がこうみなすはずだ。だが、前者は、形態素に分割すれば、量的データとして扱える。分類やアフターコーディング、KJ法的処理で量的データに変換することもありうる。
どんなデータも、最終的に量的データに変換できる。その意味で質的データのほうが上位である。
ことは質問紙に限らない。インタビュー法や観察法にもあてはまる。時間軸で観察した人の行動でも量的表現は可能だからだ。
量的表現は考え方次第で可能だし、それによって比較がしやすくなる。
2019年7月14日改訂