銀座駅まで歩き、銀座線で渋谷。井の頭線で浜田山に行き、大学時代の友人と新春鼎談。バカ話で2時間。半分は親のぼけ自慢。ひとつだけメモしておこう。
病院での話。看護士が電動ベッドのスイッチを入れ、母親の上体を起こし始めた。目線の高さが合った瞬間、母親が「上手だね」と一言。「うまいも下手もないのにね」と、友人。
いいぼけ方をしたいものだ。
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...