2012/02/16

「言語生活」と「月刊言語」

学生時代よく読んでいた雑誌のひとつ、いや二つというべきか。どちらも、それぞれ2回ずつ名前の特集号が出ている。

「言語生活」
1963年3月号 名づけの心理
1982年1月号 人の名まえ  

「月刊言語」
1977年1月号 命名
2005年3月号 名前の言語学―命名と想起のメカニズムを探る

泳ぐついでに、先々週と今日とコピー作業。

そのほか、名前の本。
『日本の名随筆(別巻26)名前』 金田一春彦編 1993年 作品社

当時買っていた本(ここで再会するとは!?)
『人生読本・名前』1982年 河出書房新社
※人生読本シリーズでは「日記」(1979年刊)も買っていた。人の関心ってそんなに変わらないということなのだろうか。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...