学生時代よく読んでいた雑誌のひとつ、いや二つというべきか。どちらも、それぞれ2回ずつ名前の特集号が出ている。
「言語生活」
1963年3月号 名づけの心理
1982年1月号 人の名まえ
「月刊言語」
1977年1月号 命名
2005年3月号 名前の言語学―命名と想起のメカニズムを探る
泳ぐついでに、先々週と今日とコピー作業。
そのほか、名前の本。
『日本の名随筆(別巻26)名前』 金田一春彦編 1993年 作品社
当時買っていた本(ここで再会するとは!?)
『人生読本・名前』1982年 河出書房新社
※人生読本シリーズでは「日記」(1979年刊)も買っていた。人の関心ってそんなに変わらないということなのだろうか。
2012/02/16
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
-
バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
-
■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
-
『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...