2012/04/13

「エンディングノート」

最終日ぎりぎりで「エンディングノート」を見てきた。勧めてくれたのは子ども。そのあと連れ合いが見に行き、ボクが最後になった。軽い調子で話が進む。館内には笑い声も。終盤に向かうにしたがって、それが泣き笑いに変わっていく。最後、涙が止まらない。

死をプロジェクトに仕立て、だんどりを踏みながら、ゴールは死ではあるものの、きちっとあいさつをし、最後は大団円。享年69歳。砂田さん、ありがとう。

ボクはいつ、どう逝くのだろう。

主人公の次女が監督とナレーション。

ハナレグミがこの映画のためにつくった主題歌「天国さん」が心にしみる。

帰り、つい、お豆腐屋さんで木綿豆腐を買ってしまった。一丁160円。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...