今日の長野は30度。
朝から母の受診で病院へ付き添い。受診科に向かって車椅子を押していると、向こうから同じような組み合わせ(老母と息子)の人がやってきた。かれらも車椅子だ。息子さんらしき人と目が合ったとたん、どちらからともなく会釈。エールを交わしたような錯覚に襲われた。今日は、同じような組み合わせに数組出会った。
老人ホームに戻ると、新しい入居者が床を這いながら大きな声を出している。そのようすを説明するかのように、スタッフが「一週間前に入ったお客さんなんですよ、まだ慣れないみたいで」。「えっ、お客さん?」。あんまりではないか。
行き帰りの車内で『身体感覚で『論語』を読み直す。』を読む。漢字の成り立ちから論語を解く。人生80年とすれば、40までは修行を積む時期。「この時期までは、自分探しやスピリチュアルなことなんて考えてはいけない」。自分なりの考えや個性なんてことを考えるのはそれから、と論語は説く。
2012/06/15
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
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バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
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■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
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『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...