渋谷から都営バスに乗った。
車内アナウンスが今日もすごい。
次の停留所名、最寄りのお店の広告、警察からの案内(振り込め詐欺の警告など)、都バスからのお願い(バス停での禁煙など)といった一連の自動放送がえんえん続く。停車ボタンを押すと、それらに以下の2つが続く。
「次止まります」「バスが止まってから席をお立ちください」。
それを知っているらしい、前席のおじいさん。バス停がかなり近づいてから停車ボタンを押した(きっと乗客がいることを知っていたのだろう。前方を見ていたから)。すると、自動放送が始まる間もなく、ドアが開き、結果として、流れない。その分、静かだ。
2012/07/02
フルネームで呼んでくれてありがとう
スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。 ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。 シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...
-
バニアード (1999)の『 心理学への異議 』( 鈴木聡志 訳 2005)はいい本だ。内容も訳も。 その本の原注に、以下のような記述があったのをすっかり忘れていた。 心理学研究で調査される人を表現するのに「被験者(subject)」と「参加者(participant...
-
■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...
-
『 卒業論文のデザイン 』読者のみなさんへ 文中で紹介した文献の改訂版、読書案内向きの新刊が出ています。以下はそのご案内です。 ▼p.16 「型を知り手本をまねる」最下行 『APA論文作成マニュアル第2版』→ 『 APA論文作成マニュアル第3版 』 ▼p.29 「コラム6 」C...