2012/07/03

ゲスト講義

今日のゼミ(カワセミ)はゲスト講義。
講師は、NHKのMさん。
仕事で困っていること、悩んでいることを中心に話してもらうつもりでお願いした(女性として、管理職として、放送業界の一員として)。
ところが、いざふたが開くと、話は予想外の範囲まで広がり、いわば自分史のような展開になった(母親として、50代として)。等身大の話とくれば、学生たちも聞き入るしかない。おかげで質問も多く(仕事と家庭の両立、モチベーション(最近の学生の関心事)の維持、仕事のストレス、学生時代に悩んでいたこと)、時間も少しオーバーした。
(いい意味で)ふっきれたMさんの姿を見た。いい年の取り方をしている。見習わなくちゃ。
今年度、もう1回ゲスト講義を予定している。いのちの電話のスタッフだ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...