2012/07/28

にわか軍国高齢者

からすさんと、ふらふら横須賀ツアー。

品川から京急。快速特急は金沢八景を通過し、50分ほどで横須賀中央駅に到着した。

炎天だが、風があり、救われる。しかしときどき風が強まり、そのたびに日傘を畳まねばならない。ひたすら日陰を探した。

基地正門前で、「米軍出ていけ」とつぶやいているのが上の写真。

さすがの暑さに、かき氷屋さんへ。お店は中も外も、うん十年前。

今シーズン初のかき氷は氷あずきにした(450円)。食べながら、さっそく商店インタビュー。創業をたずねると、「三笠のときだから、ざっと50年だね」。最初、わからなかったが、三笠とは軍艦三笠のこと。いまは近くの三笠公園にある。その三笠の公開が始まったのが1961年。

三笠がふりかえる基準になっている。

横須賀は米軍基地の街。英語の看板も多いし、アメリカ人の姿も多い。海上自衛隊員にもよく会う。しかし、沖縄とはぜんぜん雰囲気が違う。親基地なのだ。反対運動を思わせるものも皆無。三笠公園には東郷元帥像はじめ、砲弾や海軍碑など、軍関係がもりだくさん。横須賀の雰囲気はサンディエゴに近い。



フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...