2012/07/31

自宅三昧

今日は家で仕事。

①オープンキャンパスのスライド作り(作らないつもりでいたのに、あーあ)。本編22枚。おまけのミニ講義は「世辞の効用」に変更。こちらは8枚。

②集中講義の教材作り(論文の抄訳)


今日読んだ本。
①できたばかりの大学院販促冊子『大学院で学ぶコミュニケーション学』(新書判、174ページ)。
ボクの文章はこちら。半生記を書いた人も多く、初めて知ることも多い。えッ、あの人が。話のきっかけもたくさんできた。共通の知り合いがいることもわかった。内部の交流にも役立ちそうだ。次回書く機会があれば、ボクも半生記にしよう。
著者の橋本武さんは、灘高の元先生。満100歳の記念出版というから驚き。先生から何を教わったか思い出せる授業を目指して、『銀の匙』を一字一句調べながら読み進む。だから、読み終えるのに3年。
「勉強は長い人生を生きていくための基礎力をつけるためにある」。
何とまあ、中年以後の趣味が半端じゃない。郷土玩具収集、蛙グッズ収集、社交ダンス(しかもサークルの会長)、宝塚歌劇、おしゃれ(アロハシャツ)。
随所にあるガリ版文字がいい。
「しばらくは死んでいるひまなどない、というのが今の心境です」。
まいった。

夕食の材料を買いにいこう。今日は、昨日、学生たちと食べた手巻きちらし寿司を再現すべく、手巻き機能付きばら酢し。

と書き終わったところに、大学広報課から連絡。今度の学部説明会を録画するので、覚悟せよとのこと。さて何を着よう。



フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...