2012/09/12

朝からいろいろ

東京新聞の1面トップが「声よ届け人間の鎖再び」。経済産業省前の一角に脱原発のテントが立って昨日で1年。

隣には、豊島区がいじめの把握に図書文化社の心理テストを使うとの記事(調べたら、Q-U:Questionnaire-Utilities という検査らしい、名前からは中身が想像できない)。

「被災地発」に「聞き書きプロジェクト」が紹介されている。被災した人たちの自分史制作だ。名前インタビューと似ている点があった。「記憶や思いを丹念に聞き取り、冊子にして」本人に手渡す。手渡しもいいなあ、と。

「こちら特報部」は、津波で、両親と2人の子を亡くした奥田江利子さんのインタビュー記事。

昨年末、乳がんが見つかり、二度も手術。
「不思議と自分に起きたことにつらいとかは思わなかった。あの世には、仲間もいっぱいいるし、向こうから『こっちに来ないの』と言っているのかもしれない。でも、『この世』に残った方がつらいなら、私は残ろうと思う」。お墓の前で、「一日は長いけど、一年半はあっという間でした」。

1歳2ヶ月になる孫の名前は「梨智」(りさと)。亡くした長男の智史さん、そして長女の梨吏佳さんから1字ずつ取って付けられた。

ふと見ると、ナルちゃんが来ていた。北海道の牛乳をあげた。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...