2012/09/11

教材作り

後期(東経大では2期とか、第2期とか呼んでいるが、まだしっくり来ない)、「社会心理学」を持つ。第1回は9/25。登録者は177名。昨年は休講だったので、その分、今年は多いのだろう。
たくさんある社会心理学の教科書を参照しつつ、一昨年の授業の構成を見直しているのだが、なかなか決まらない。いい本だと思っても、取り上げてほしい概念にふれられていない。章の数が授業回数にマッチしない。
アメリカの教科書でも見てみようか。
一昨年の教材の更新から始めている。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...