2012/11/02

台北2日め:郊外

張さんの案内で、北投温泉と淡江大学。

北投温泉は初めて行ったのだが、日本以上に日本的。流れる音楽はすべて日本(語)の演歌。共同浴場の他に個室もあり、覗くと、ホテルからバスルームだけを抜き出して、並べた感じで、ちょっと不思議な雰囲気が漂っている。欧米人に好まれているらしい。入浴システムもユニークで、食事券を買うと、入浴券が付いてくる。

淡江大学は張さんの出身校。構内には中国風の古い校舎も残っている。その脇で、日本語を習い始めたという中国留学生を発見。カタカナの練習中で、ノートはカタカナだらけ。別の教科書には「新春セール」をめぐっての会話。

李:小野さん、今日は たくさん 買いますか。
小野:ええ。お正月は 洋服が 安く なりますから、まとめて 買います。


フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...