東京新聞の朝刊はまさに選挙公報。
投票するしかない、と思わせる。
選挙報道の大半は結果予想。「◯◯党は…の情勢」に続く「ただ、半数近い有権者は投票する党や候補者を決めていない。今後の選挙戦次第では情勢が変わる可能性もある」は決まり文句だが、考えてみれば、決めかねていると回答した人は投票に行かないのではないか。世論調査は昼間在宅者の回答で、偏っているが、投票に行く人はそういう層に多い。
人は勝ち馬に投票するのか、当落と関係なく信念で投票するのか。後者は少数なのだろうか。雪崩現象が起きそうだ。
振り返ると、長寿政党はいまや自民党と共産党だけ。他の政党は長続きしそうもない名前ばかり。中間が総崩れ。
投票を済ませて向かったのは紀尾井町。大学時代の友人の演奏会だ。後半の後半が、川崎洋の詞に新実徳英さんが曲を付けたもの。海に関する詩で、その中に名前のことも出てくる(来てよかった〜)。
演奏が終わると、指揮者に乞われ、ステージに上がった新実さん。「和合さんとは数年来の付き合いで、彼のツイート『詩の礫』に曲を付けた〈つぶてソング〉をYouTubeで配信している。消し方がわからないので、まだ残ってます」。
帰宅して、さっそく探した。新実さん歌うつぶてソング1。コーラスの方が聞きやすいかもしれない(笑)。
★おまけ 地下鉄構内の「防犯」カメラ。なんのことはない。英語ではちゃんと「監視」になっているじゃないか。英語を勉強してよかった。
2012/12/16
フルネームで呼んでくれてありがとう
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