最近、『病院で死ぬのはもったいない』を編んだ米沢慧さんの論考。
在宅医が家族に訴える。
「入院するのは治って帰るために入院するんですね。でも、いま入院すると家族から見放されて孤独のなかで死んでいくために入院することになります。(略)少し無理をしてでも、みなさんお母さんの側にいてあげてくれませんか」。
ボクにできるだろうか。
結城登美雄さんが紹介する「おばあ」たちの大切なもの。
- 「あたい」をもつこと(あたいとは自給の畑)
- 日々「ゆんたく」をすること(ゆんたくはお茶飲みしながらのおしゃべり)
- 「ゆいまーる」でお互いを支えること(ゆいまーるはお互いさまの労働交換)
- 「てーげー」で生きること(てーげーはおおらか精神)
桐山桂一さんが、神崎宣武さんによるしめ縄の説明を紹介している。「ふーん」と納得。さらに桜井徳太郎さんの話も載っている。「そうだったのか」。
「冬至になると太陽の勢力が最も衰えます。まさに滅びんとする危機を乗り越え、やがて青陽の春を迎える。正月とは万物の『再生』を意味する行事なのです」。
安田徳太郎と言えば、ご長男の一郎さん、お元気だろうか。横浜時代、さんざんお世話になった。