2013/01/23

「私の1冊」

今日の読売新聞、多摩版「私の1冊」に、ボクのインタビュー記事が載った。
これまでの分は、ここに掲載されているので、今回の記事もいずれ載るのでは。
さて今回、取り上げたのは『驚きの介護民俗学』。
著者の来歴(大学辞職)、方法論(インタビュー)、内容(介護)の3つが読むきっかけだった。

インタビューが終わってから、あれにすればよかったかな、とか、急に思い出した本が何冊かあった。
  • 何かでもらった、『イワンのばか』とか『ピノキオ』(それに関連してカバヤ文庫
  • 兄からもらった『にあんちゃん』(帰省するたびに紀伊國屋書店で本を買ってきてくれた、あの包装紙で)
  • 中学時代、はじめて読んだ岩波新書『古墳の話』
  • 兄の本棚から拝借した『悲の器』
  • 高校の卒業式前に読んだ『都市の論理』
  • ファンレターまで出した『富士日記』
でも、新刊にしてよかった。それは、学生にも読んでほしいから、と記者の阿部さんがうまくまとめてくれたからでもある。

今日は午前中、修論の口頭試問。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...