行くしかない。
アカパックンでの洗濯を済ませ、大急ぎで出かけた。現代民俗学会があるとは知らなかったし、そもそも、彼女の話がいきなり今日聞けるとは思いもしなかった。
建物は入口の両脇に大きな獅子が置かれていて、ここが東洋関係の施設であることが一目瞭然。
彼女の足元にも及ぶべくもないが、考えてみれば、ボクの名前研究のアプローチに近い。インタビュー自体は「思い出の記」として、本人(ボクの場合は本人「たち」)に渡し、聞き書きの成果を『驚きの…』として公刊する(こちらは未刊)。
会場では「思い出の記」の実物も見られたし、なによりもご本人にあいさつができた。
帰途、思い立って、御茶ノ水駅まで歩いた。先日、カラスさんも行ったニコライ堂に寄りたくなったからである。小さく見えるので歩くことを覚悟していたが、目の前だった。入口でローソクを手渡され、堂内に入る。落ち着く。6時からお祈りがあると勧められた。そんな風に見えたのだろうか。小一時間ある。
駅前の丸善で「経 Kei」をもらった。中にしょうが赤ワインの記事があり、花粉症にいい「らしい」。15グラムの生姜をスライスして200ccの赤ワインで一煮立ち。冷めたら、それを1日3回に分けて飲む。試してみようか。
夜、再配達でお願いしていた荷物が届いた。川上さんとの共著「日常生活における安心追求行動」の抜き刷りと、その掲載号だった。今年度最後の2つの「業績」の一つ。もう一つは下旬になりそうだ。
ツイッターを見ていて、すぐ出かけた会合がもう一つあった。同期メディアの恩恵にあずかっている。
夕食のとき、家族に「あれっ?」と言われた。見ると、セーターを後ろ前に着ていた。今日一日、この格好でいたとは。